登山記録写真   

関 東 139  荒船山  あらふねやま  1,423 m  1994 平成 6年11月 2日(水)
 2008 平成20年 6月 7日(土)
単独
140  御座山  おぐらやま  2,112 m  2003  平成15年 6月 3日(火)
 2008  平成20年 6月 7日(土)
 〃


139. 荒船山       ( 1,423m)    

No−2 平成20年 6月 7日(土)

行程  平成20年6月7日(土)  晴   往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → 標高差約340m (累計標高差:約370m)
@  練馬IC 4:30 ≫  富岡IC ≫ 254号線 ≫   内山峠P 6:50  → 一杯水  → 7:50 トモ岩 8:00 → 8:30 行塚山(荒船山) 山頂 8:40 →   9:00 → 内山峠P  10:00 ≫  12:00  山口登山口 →  御座山 → 山口登山口 ≫ 韮崎 IC ≫ 下高井戸IC

【荒船山】
 ⇒ ・ 長野・群馬県境に位置する妙義荒船佐久高原国定公園に属している、標高1,423mの山。
   ・ 山頂部は長さ約2キロ、幅約400mの溶岩台地。
750万年前に流れ出た溶岩。
   ・ 南北約2km、東西約400mの溶岩台地で平坦な頂上部がある山容が、荒波を割って進む船を思わせることから、その名が付けられたといわれている。一般的な登山ルートは、内山峠から艫(とも)岩を目指すコース。荒船山の北端にある艫(とも)岩は、荒船山を船に見立てたとき船尾にあたり、高さ200mの岸壁が垂直に切れ落ちる。頂上部は笹原が続き、緩やかな道が最高地点の経塚山(1,422m)へ続いている。    
   ・ 荒船山は、船の船尾に例えられる高さ200mの大岩壁「艫岩」から舳先にあたる最高地点経塚山まで約1.5kmに渡る大山塊。
   ・ 二等三角点石柱は南端のピーク行塚山にある。
   ・ 内山峠から艫岩までの間の急峻な稜線を歩くスリル感、山頂部の静寂な雑木林をゆっくり歩くハイキング気分を味わえる。
                                                                              (〜フリー事典等より)
【山名の由来】
  ・ 山の形が荒海を行く船に見えることから命名。
  ・ 行塚山は、弘法大師が経塚を築いたという伝説に由来。
  ・ 「艫岩」 トモ岩 ・・・ 船の船尾に例えられる高さ200mの大岩壁「艫岩」。 
                                                                              (〜フリー事典等より)

【コメント】
 ・ 梅雨の合間の晴天を見計らって、日帰り山行。
 ・ 早朝割引を利用して、100k以内の上信越道富岡ICで降り、一般道254号線を西進、内山トンネル出口左荒船登山口の看板がある。ここを左折し、約2kmで内山峠に到着。
 ・ 登山口の内山峠の駐車スペースには約20台、周辺の林道は比較的広く、ほぼ全域で縦列駐車可能。昼頃には数十台が路肩駐車。
 ・ 駐車場の奥が登山口。
 ・ 沢筋に沿って比較的緩やかな潅木林の登山道、少々満開に近いツツジのある道を進み、下り坂を登り返したところに山頂まで2.7kmの道標がある。
 ・ アカヤシオはほぼ終わり。新緑のブナなどを眺めながら登る。 2ヶ所、崩壊箇所があり、慎重に進む。
 ・ ジグザグ急登を登りきると、尾根になり緩やかな道が続く。「挟岩(はさみいわ)修験道場跡」の巨大岩壁直下に到着。
 ・ 一杯水という水場に到着。昔登山者がこの水を一杯飲むとまた元気になるという山頂から湧き出る水だそうです。
 ・ やがてトモ岩に到着。 北面は大絶壁になっていおり、何の柵もない。
 ・ 右から妙義山、浅間山連山、佐久平、白馬や槍ヶ岳などの北アルプス、八ヶ岳が展望できる。
 ・ トモ岩展望台そばに、トイレ付きの避難小屋があった。
 ・ 荒船山最高峰の行塚山(経塚山,1422.5m)に到着。潅木に囲まれた山頂には三角点石柱と祠があるだけで眺望はほとんどない。
 ・ 僅かに梢の間から西方に奇岩ローソク岩が見える木立があって眺望はない。
 * 平日にもかかわらず、このルートでは約20人のツアーと、約30人位の小グループ、単独も5人位対面、人気のある山でした。
 * 危険ヶ所  → 一杯水までに2ヶ所、崩壊箇所があり注意のこと。

 254号線 内山トンネル手前より「トモ岩」  登山口の内山峠の駐車場
 ホタルブクロ  挟岩(はさみいわ)修験道場跡
 ツツジ
「トモ岩」方向  一杯水
 ブナの新緑林 「トモ岩」展望台より下界  足元柵なし
「トモ岩」展望台より下界、 254号線  分岐
 小沢  笹原
 分岐  荒船山 山頂

No−1  

行程  平成6年11月 2日(水)  快晴   往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → 標高差約m (累計標高差:約m)
@ 練馬IC 5:10 ≫ 松井田妙義IC 7:00 ≫ 7:10 妙義神社前 P  → 妙義神社  → 大の字岩峰 → 奥ノ院 → 見晴し → ビビリ岩→白雲山→玉石 → 天狗岳 → タルワキ沢のコル → 相馬岳(妙義山)山頂 → タルワキ沢のコル → 妙義中間道 → 妙義神社前 P 10:45 ≫ 11:15 裏妙義国民宿舎 P  → 木戸 → 12:20 丁須の頭 → 13:50 裏妙義国民宿舎 P ≫ 15:00 深山温泉 ≫ 物語山 ≫ 深山温泉 泊
A 深山温泉 5:15 ≫ 6:00 荒船不動尊 P → 星尾峠 → 7:00 行塚山(荒船山)山頂 → 星尾峠 → 兜岩山 → 荒船不動尊 P 9:40 ≫ 物見岩 ≫ 神津牧場 → 物見山 → 神津牧場 ≫ 線ヶ滝 → 立岩 → 線ヶ滝 ≫ 大久保 → マメガタ峠 → 四ツ又山 16:40  → 鹿岳 → 大久保 17:30 ≫ 下仁田IC ≫ 練馬IC 20:00。

コメント
【表妙義】
 ・ 上州でひときわ目を引く奇岩の山、“妙義山”は、登山道でも見た目と同様にかなり険しく危険箇所の多い山であった。
 ・ 今回は、妙義神社前からの周回コースのため、全銃走路の半分。機会があったら、残りの中之岳神社からの相馬岳までのコースをいずれ縦走してみたい。
 ・ 大の字岩峰からクサリ場が始まる。3連30mの直立のクサリあり。
 ・ ビビリ岩→白雲山→玉石の岩稜を長いクサリ場が続く。
 ・ 大のぞき先のキレットへは、約30mのクサリで一気に降下。
 ・ 相馬岳(妙義山)山頂の展望は少々。
 ・ 中間道はさすがに観光客が多かった。

【裏妙義】 
 ・ 裏妙義国民宿舎 Pからしばらくは、楽な道。やがて沢筋となり苔の生えた岩場、クサリ場を登る。
 ・ 約20mクサリを登って、丁須の頭に到着。
 ・ オーバ−ハング部まで腕力で登り宙吊状態を味わって降りる。

【荒船山】 
 ・ 荒船山への最短コース: 荒船不動尊からのピストン。
 ・ 荒船山(行塚山)山頂の展望は樹木が少々邪魔。
 ・ 荒船山は危険な箇所は無し。 

1.相馬岳(妙義山)妙義IC出口先より 2.玉石 3.大のぞき
4.裏妙義国民宿舎からの妙義山 5.丁須の頭 6.〃
7.内山トンネル前より 日の出5分前 8.行塚山(荒船山) 9.ローソク岩
10.荒船山方向 11.紅葉 12.立岩

140. 御座山    おぐらやま(2,112m)  
No−2 

行程  平成20年6月7日(土)  晴   往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → 標高差約990m (累計標高差:約1,000m)
A   行塚山(荒船山) 山頂 8:40 →   9:00 → 内山峠P  10:00 ≫  12:00  山口登山口 12:10 → 14:10 御座山 山頂 14:40 →  15:40 山口登山口 ≫ 韮崎 IC ≫ 下高井戸IC 20:30

【御座山】
 ⇒ ・ 佐久の盟主であり、西上州の山々、浅間山、八ヶ岳、両神山とならぶ堂々たる山。西上州から佐久の山々にかけての最高峰でもある。
   ・ モミ、ツガの原生林に覆われ、初夏になればその山稜は、シャクナゲに彩られる。岩峰の頂上からは、360度の展望が得られる。
  
【山名の由来】
  ・ クラとは岩のことで、神の鎮座する所を意味する。樹林から抜き出た頂上岩峰を神が降臨する聖地(磐座)として、山麓の人々から崇められていた。 
  ・ 「神様のいらっしゃる山」、 天皇が御坐りになる所をさす高御座(たかみくら)の御座(みくら)に由来するとの説。
  ・ 御座山と書いておぐらやまとは難しい。
                                                   (〜フリー事典等より)


【コメント】
 ・ 今回は、午前中に荒船山登頂した関係で、最短距離の「山口登山口」からの登頂です。
 ・ 山口公民館先の標識のある分岐を右折、林道を進む。 分岐後、1.9kmまでは舗装路、その先1.7kmは未舗装の悪路でした。
 ・ 終点直前の駐車スペース(3台分)に駐車。
 ・ あまり歩かれていないような登山道で、唐松林やモミ、ツガ等の針葉常緑樹樹林の原生林を進む。
 ・ ほぼ南東方向の頂上目指して、少々のジグザグ道を登る。
 ・ ポールに立てられた明瞭な標識が要所にありましたが、踏跡はやや薄く、リボンもやや少な目でした。
 ・ 密集林帯を過ぎると、倒木が多く、数十箇所で小迂回しました。
 ・ やがて南の鞍部に着き、すぐに白岩登山道からの分岐地点に到着。
 ・ 合流点には、02年8月に新設の、約15人位収容可能な立派な無人小屋あり。
 ・ 付近に僅か数ヶ所、シャクナゲが開花していた。今年はまだ早い。
 ・ すぐに頂上に到着。頂上は南北に長い岩場で、西側が切れ落ちた断崖の淵、西方の展望がバツグン。
 ・ 正面の八ヶ岳、瑞牆山から金峰山・甲武信岳等奥秩父の主稜線、両神山、西上州の山々や、尾根沿いの岩峰の展望が素晴らしい。 
 ・ 山頂付近の岩稜に満開のイワカガミが群生しており、満喫。
 ・ 展望をゆっくり楽しんだ後、往路を忠実に戻る。
 ・ このルートでは1人対面、山頂付近で2人組のみの対面。荒船山と違って静かな山行でした。
 * 白岩からの往復の方が歩きやすく、安全で景色も良いです。
 * 危険ヶ所  → 特になし。

 小海付近からの御座山  山口登山口 駐車スペース。
 樹林帯 各所に表示板。  シラカバ林越に望む前衛峰
   山頂付近の開花始めたシャクナゲ
 山頂の岩稜に咲くイワカガミの群落  御座山山頂
 山頂の岩稜に咲くイワカガミの群落  御座山山頂
 御座山山頂より前衛峰  御座山山頂付近のシャクナゲ
 〃   御座山避難小屋
 山頂付近  樹林帯に咲く、ヤチトリカブト

No−1 平成14年8月7月(水)    W
 
コース : @ 練馬IC 5:30 ≫ 本庄児玉IC≫ ぶどう峠 ≫ 白岩登山口(8:30)  → 御座山 (13:40)  戻る
       

【 コメント 】
・ 座=クラ=岩=神の鎮座するところ。
・ 全行程対面者 ペアー 1組、単独 1人  
・ 真夏の風が通る樹林帯は涼しい。
・ シャクナゲが綺麗。  
・ 山頂からのパノラマは良好。特に南方向。両神山。

1.御座山山頂